女性鍼灸師のキャリア形成とワークライフバランスについて
～妊娠、出産、子育て経験をキャリアに変える～

村本早希先生×岡西裕幸先生の対談

男性雇用者と無業の妻からなる世帯数と雇用者の共働き世帯数が逆転したのが1997年ごろ。
1980年には男性雇用者と無業の妻からなる世帯数が約1114万世帯、雇用者の共働き世帯数が約614万世帯だったのが2021年には男性雇用者と無業の妻からなる世帯数が約566万世帯、雇用者の共働き世帯数が約1247万世帯になりました。
（独立行政法人労働政策研究・研修機構統計情報より）

共働き世帯が多くなっても家事・育児の負担は変わらず、様々な負担軽減方法が提案されていたとしても時間のない現代人が多い世情。
また、男性の家事・育児が当たり前になりつつあり、男性の家事・育児への意識が高まる一方で仕事が占める割合が高く思うように家事・育児に携われない方も多いでしょう。
今や仕事をしながら家事・育児もこなすことは男女どちらの課題でもあります。

まだまだ女性の活躍が難しいとされる日本において、母として家庭を築きながら鍼灸師として精力的に活動され、活躍されている村本早希先生。
時間がないとされる現代人ですが、限りある時間を有効的に使い、父として家族のことを顧みつつ、学び続け進化し続けることを止めない岡西裕幸先生。
お二人の対談がキャリア形成とワークライフバランスについて考える機会となるでしょう。

講師紹介

さきレディース鍼灸院　院長　村本　早希 先生

さきレディース鍼灸院　院長
認定小児はり鍼灸師
アーティスティックスイミング（旧シンクロナイズドスイミング）元日本代表

医学修士（中医診断学）　岡西 裕幸 先生

医学修士（中医診断学）
世界中医薬学会連合会肛腸病専門委員会理事
上海中医薬大学附属日本校客員講師